宇宙哲学について

宇宙哲学について

宇宙哲学とは?

「宇宙哲学」というのは、空飛ぶ円盤や宇宙人のお話で知られているジョージ・アダムスキー氏が提唱した、とても新鮮な考え方です。
 一般的に「哲学」というと、プラトンやカント等が出てくる西洋哲学のことを指すと思います。
 でもそれとは別に、インドや中国で生まれた東洋哲学というものも、もちろんあります。
 宇宙哲学は、西洋とか東洋という垣根を越えて、もっと大局的な「宇宙」という存在まで裾野を広げたもの、というふうにも言えるかもしれません。

 ジョージ・アダムスキー氏は「宇宙哲学(Cosmic Philosophy)」の著書の冒頭で、次のように定義しています。

 はじめに(宇宙哲学の定義)
 哲学とは知恵を愛することであると定義されてきた。
 それは人生観に応用される原理についての系統的な一般的概念であり、
 また心と物質の両面にわたるあらゆる現象の原因に関する知識でもある。
 宇宙哲学は、本質的に完全に整然と調和した一つの組職体と考えられる宇宙を包括するものである。

 重要なポイントは、
 「心」と「物質」の両面にわたるあらゆる現象の
 「原因(なぜ?)に関する知識」というところにあります。

 学問で扱われている西洋哲学のように、机上で、難しい言葉をこね回して遊ぶのではなく、
 日常生活の中で、健康、幸せ、自己実現などをスマートに実現するための、根源的な知識を扱います。

 ジョージ・アダムスキー氏は、1930年代に、西洋哲学と東洋哲学を融合した独自の哲学を発表していましたが、
 (世間的な真偽はともかく)1952年頃に、異星人とコンタクトして得られた(とされる)知識が、
 新たなエッセンスとして盛り込まれていますので、とても新鮮で独創的な知識が含まれています。

 この知識は、この世の中のあらゆる活動を包括していますので、
 日常生活におけるあらゆる活動、例えばビジネス、芸術、研究、趣味等に、活用することが可能です。

 ジョージ・アダムスキー氏の宇宙哲学は、次の3冊の書籍が出版されています。
  • 「宇宙哲学」
  • 「テレパシー」
  • 「生命の科学」

宇宙哲学を知ったきっかけ

では、それほどにも重要事項だと思う「宇宙哲学」の考え方に、どうやってたどり着いたか?について、少し話してみたいと思います。

 話は、私がちょうど社会人になる半年前くらいの話に遡ります。
 学生時代の残りの時間を、アルバイトに費やすよりも、世の中のいろいろな勉強をするための自己投資に費やすことを選びました。

 ちょうどその頃、通学途中に新しい町田市立中央図書館がオープンしたばかりの頃だったので、片っ端からあらゆる分野の本をランダムに読んでみようと思いついたのです。
 最初は、経済とか経営とかの本を優先して選んでいましたが、だんだん飽きてきて、「どうせなら自分にとって未知の世界の本をもっともっと読んでみよう」という考えがわいてきました。

 今まで一度も選んでいない分野の本は、宗教・オカルト等の棚でした。
 今まで、気持ち悪そうなので避けていた、このコーナーの本を片っ端から読んでみることにしました。
 そこで得るものがあったのは、仏教の、特に法華経の知恵でした。古代から続く知恵は、やはり説得力があると納得します。

 オカルト関連については、常識を越える発想を得るという意味では、なかなかおもしろい本もいくつかありましたが、
 結局は、非論理的・非科学的なので、実用的な知識は全く見つかりませんでした。

 そんな中、たまたま手に取った「ヨハネ黙示・超解読」(遠藤昭則 著)という本に、アダムスキー氏のことが紹介されていて、
 聖書に「光る雲」と記述されているものが空飛ぶ円盤(UFO)である、ということを知って驚きました。

 もし、古代人が「神」と呼んでいる存在が、実は空からUFOで飛来した異星人で、彼らの文明が地球よりも進歩しているとしたら、
 その進歩した文明のノウハウを学べれば、最高レベルの知識を手に入れることができるのでは? と直感でひらめきました。

 さっそく図書館でアダムスキー氏の本を探すと、なぜか「天文学」の棚に、アダムスキー全集として、ハードカバーの立派な本が並んでいました。
 最初に呼んだのが「宇宙哲学」で、ここには期待したとおりの、新鮮なノウハウが凝縮されていました。
 続けて「テレパシー開発法」と「生命の科学」を読んで、自分が今まで学んできたことや疑問だった全ての点が、線でつながりました。

 それから30年以上が経ちますが、いまだに、この宇宙哲学三部作(「宇宙哲学」、「テレパシー」、「生命の科学」)を超える書籍は現れていません。