サラリーマンになって、忙しくて単調な生活をするようになり、
趣味に割く時間もどんどん減って、感動の少ない毎日を過ごす。
それでいて、新しいアイディアはないか? もっと楽しいことはないか?
と、インターネットを使って外部の情報を片っ端から漁ってみるが、
精神的に何の変化も起きない。あぁ虚しい〜〜。
そんな時はどうしたらよいだろうか?
とにかくまず、自分の中の情報を検索してみるべきなのだが、
子供の頃の趣味を思い出して再び体験してみるというのはどうだろうか?
仕事のことなんか考えずに趣味に没頭していた頃の
ワクワクしていた時の気持ちを再び体験してみることができれば、
元気エネルギーを少しは取り戻すことができるかもしれない。
すでに飽きてしまった趣味も、大人になった今の方が、
子供の頃よりも金もあるし、知識もあるのだから、
当時よりももっともっと楽しむことができるはずなので、
復活体験をしてみることをおすすめしたい。
中には、嫌な思い出の趣味もあるかもしれないが、
トラウマ(心の傷)を見つけるチャンスなので、
恐れずにノスタルジーに浸ってみよう。
もしも犯罪的な趣味だった場合は、決して復活させてはいけないけれども、
その体験やノウハウをまとめて、青少年の犯罪防止活動にでも役立てれば
プラスの思い出に変えることができるはずだ。
というわけで、私もいくつか復活させてみようと思う。
まずは、自分の趣味歴を整理してみると、次のようになる。
どれが復活できるだろうか?
これらはすべて、自分の中の一部なのだから少しずつ復活させていこうと思う。
プラモデルは小学校の時にたくさん作った。あくまでも作るのが目的で、
作り終わったらゴミと化した。一度でいいから、1万円くらいする
高級プラモデルを作ってみたいと思ったが、中学に入ってからは
プラモデル自体すっかり飽きてしまったので、それが実現できていない。よし、近々、高いプラモデルを買ってきて組み立ててみよう。今なら金はある。
でもそれはゴミにしてはもったいないので、飾っておけるものを選ぼう。
Nゲージは中学の時、友達から安く買って、しばらくの間遊んだがすぐ飽きた。
実はくだらないことにこだわっていた。
架線がないので、ディーゼル車じゃないとリアルさを感じなかった。まだNゲージは今でも持っているので、時々広げて遊んでみよう。
当時は8ビットパソコンであり、今みたいに便利なソフトがなかったので
BASIC等でプログラムを作らないと動かなかった。ただしBASICだと
スピードが遅かったので、アセンブラ(当時の言葉で「マシン語」)も使った。
プログラミングはとても楽しかったので、仕事にはしないで趣味にしようと
ずっと考えていた。プログラミング能力にも自信がないので...。ところがWindowsパソコンの時代になると便利なソフトが溢れていたので、
プログラミングをする必要はなくなってしまった。わざわざ面倒な思いをして
プログラムなんか作らなくても、素晴らしいフリーソフトやシェアウェアが
たくさん出回っているので、迷わずそれを使うことを選択する。それでも既成ソフトが出ていない場合もあるので、昨年から少しずつ
Visual Basic を勉強し、仕事での必要上、Perl も勉強した。今年は、Visual C++ を一から覚えている。プログラミングを覚えて、
フリーソフトとして1本くらいは公開できるようにがんばってみようと思う。
当時夢中になったゲームは Xanadu と Wizardry。
どちらも今はWIndows版を手に入れることができる。その他にもいろいろと、
レンタルソフト屋から片っ端から借りてダビングして、遊びまくった。昨年末、XanaduのWindows版を手に入れて思う存分遊び、さらに
PC-8801エミュレーター(M88)を手に入れて、ゲームもたくさん復活させた。
私はPC-8801mkII ユーザーだったので、SR以降でしか動かないソフトに
悔しい思いをさせられてきたが、エミュレーターによってその思いが晴れた。
小学校6年の時、自宅にテーブル型のインベーダーゲームが1台あった。
これを目当てに友達がたくさん家に遊びに来たこともあったが、
私はすぐに飽きて、1〜2年放っておいたら壊れたようなので捨てた。ところで2年前くらいに、アーケードゲームのエミュレーター(MAME)が
あることを知り、片っ端からダウンロードしたら、100種類以上の
なつかしいゲームをプレイすることができ、感動した。
(懐かしのゲームをプレイしてみよう! のページを参照)
アマチュア無線(HAM)は高校の時に免許を取って、数ヶ月間触っただけで
それ以来ぜんぜんやっていない。再びやろうと思い立ったことは何度かあったが、
それは思いだけで終わっていた。
それでも、せっかく取ったコールサイン(JS1TFI)を手放すのはもったいないので、
免許の更新はきちんと5年ごとに行なっていて、今年はその更新年にあたる。電波使用料(年間500円)も払っていることだし、ちょうどいい機会なので、
これを機に無線にカムバックしてみようと思う。今度は本気だ。
無線機(FT-690)はまだ私の部屋にあるが、アンテナがない。しかも、
免許証を探してみたけれども見つからない。先日、さっそく免許証の再交付申請を出した。あとはアンテナだ。
できれば、今まで50MHz(6m)しか出たことがなかったので、それ以外にも
できるようにしたいので、新しい無線機が欲しい。15年の歳月が流れて、今はすばらいい無線機が発売されている。
HFから430MHzまで1台でカバーする無線機やアンテナが登場しているので、
私はまずそれを手に入れて、ひととおり体験してみることに決めた。実用面で考えれば、携帯電話とインターネットがあれば、アマチュア無線の
必要性は特にないのだが、モービル(車載)や野外移動の交信に関しては
今でもアマチュア無線ならではの魅力がたっぷり残されていると思う。この続きは、アマチュア無線をもう一度やってみよう! のページへどうぞ。
私はクラシック音楽は嫌いだった。少なくとも、楽しんで聴くための
音楽だとはとても考えられず、どんな名曲を聞かされても
音の塊のようにしか感じなかった。大学に入った頃、ヘヴィ・メタの好きな友達の影響(洗礼)で、
スラッシュメタルをよく聴くようになり、レンタルCD屋さんで
メタリカやアンスラックス等のCDを借りてきてカセットに
コピーするのが日課だったことがある。ある日、父に頼まれてクラシックのCDを借りたことがあった。
それがきっかけで、努力して理解しようという気になって、
4本に1本くらいの割合でクラシック音楽を努力して聴いてみることにした。クラシック音楽が好きになった決定的なきっかけは、
FMからのエアチェックの開始でレパートリーが広がったことである。音楽は今でも好きだが、CDを買う枚数も、演奏会に行く回数も、
会社に入ってからはすっかり激減してしまったので、
これからは最低でも3ヶ月に1回くらいは生の演奏会に行きたい。今年から私は、それを実行している。
クラシック音楽が好きになった頃、とにかくあらゆる曲を限りなく聴いて、
聴く方のレパートリーを増やそうという気持ちが強かった。そうして溜まったカセットテープは250本を超えてしまい、
CDも200枚を超えてしまった。ところで、2001年1月1日現在、いままで250本ほどあった
カセットテープの大半をWMA(Windows Media Audio)形式にして
ハードディスク内に収めることに成功した。約10GBくらいで収まった。
私は子供の頃、ピアノとクラシックギターを習っていた。
残念ながら、あまり熱心にやっていなかったせいか上達が遅く、
あまり楽しんでいたという記憶がない。せっかく子供の頃の貴重な時間を割いて、お金をかけて
習わしてもらったのに、今では全く弾けなくなっている。
これはもったいなぁと感じている。ピアノに関しては10年前にクラシック音楽が好きになった時に
ピアノの自習を始めたことがある。が、それから10年以上やっていない。そこで、今からそのハンディを取り戻すことにしよう。
今ならばもっと効率的に練習もできるし、もっと楽しんでできる自信がある。ついでなので、他の楽器もいくつかチャレンジしてみることにしよう。
というわけで続きは、楽器をマスターしてみよう! のページへどうぞ。
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