トレーディング日記

2003年 4月 8日(火)


■日経225先物

前回の結果

昨夜、夢の中で、価格がグングン上がって
ストップロスが自動発令し、多額の損失が確定するのでは?
という光景が出てきた。昨日はよく考えた手を打ったつもりだが、
リスクが大きすぎるのでは? という警告だったかもしれない。

昨夜の米国市場チェックでは、大幅上昇だったのに、
今朝の時点では逆の動きになっていたので、
ストップロスおよび救済買い注文の約定は免れた。

今回打った手

昨夜の夢に惑わされて恐怖心をおこし、
今日はまた大きな過失をおかしてしまった。

今日のトレードは最悪であり、
高値買い(8190円)、底値売り(8070円) の両方を行なった。
(最高値 8200円、最安値 8060円)

これだけで12万円以上の損失であるが、 こんなに
簡単に損ができるなんて、驚くばかりである。

そもそもなぜ、こんな結果になってしまったのだろうか?
ここが重要である。この失敗から学ばなければ進歩はない。

寄付直前(朝 8:55頃)に225先物の板情報を見たところ、
今日は大幅ギャップダウンが確認できたので、
寄付成行で買い注文を入れて、僅かながらの利益を固定した。
これは 8190円で約定し、手数料を引いても8万円の
利益は確保できるはずだった。次のチャンスに賭ければよいと思った。
この場合、明日の寄付成行ですべての建玉を手仕舞えば実現する。
この通りにやる予定だったのに、いつもの失敗パターンと同様に、
今日も余計な手を打ってしまったのである。

8190円の買建は8110円の指値で返済売り注文を出し、
8290円の売建は8080円の逆指値で返済買い注文を出した。

その時、価格はずっと 8110円の前後をさまよっていたが、
この注文を出した途端に8100円を割り込み、
8290円の売建の方が先に約定してしまったのである。
しかも 20円もスリップして 8100円で約定した後に、
8090円、8080円とぐんぐん下がっていくので、「しまった!」と思い、
8190円の買建を成行で手仕舞ったのである。
これも 10円スリップして 8070円で約定した。

このままグズグズしていてもしも急落した場合は
かえって大きな損失を被ったことになるので、
間違いに気づいてすぐに手仕舞ったのは正解だったと思う。
(3/19の失敗からの教訓)

先に処分すべき建玉は成行で注文を出すべきだと思った。
今日のように順番が逆になると、利益が損失に変身する。

今日は 181,694 - 124,153 = 57,541円 の利益が出ているが、
実質的には負けトレードである。

明日は寄付成行で1枚買う。いくらで約定してもいい。
直近の安値 7950円が損切りポイントであり、
トレイリングストップを使って利食いする。
直近の安値 7950円を下抜いた時はドテンする。
今日は2つの注文を出す。

 IF 買=寄付成行 Then 売<=7940
 IF 売<=7940 Then 買>=8210

 

次回の目論見

短期トレードについては一旦、手を休めようと思う。
私はまだ、利食い方法を体得していない。

これから1〜2ヶ月の間には一旦は価格が上抜けるはずである。
トレイリングストップを使っての利食いを実践するのだ。
元本を取り戻すだけでなく、利益を出すのが目的だ。
1勝9敗でも勝てるように大きく利食いしなければならないのだ。

<コメント>

・この1枚だけは、トレイリングストップに引っかかるまで利食わない。
・100MAをブレイクしたら、もう1枚を短期トレード用として建てる。

 


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