トレーディング日記

2003年 2月12日(水)


■法人での取引 (元手200万円)

前回の結果

今日は予想どおり、大きな値動きはあったが、
残念ながら私の予想と正反対の方向だった。

ギャプ・アップで始まり、一度も下げずに上昇を続け、
しかも日経平均よりも常に 20〜30円高かったので、
打つ手は全く無かった。

途中で買いを入れて、+50円くらいで利食いすれば
確実に利益を獲得できたはずだが、
今日は絶対に余計な手は打たないと決めていたので、
じっと我慢していた。

@8490 * 320株 のショート建玉は、
現時点で 58,262の評価損をかかえている。
今損切るのは愚の骨頂だ。今回の損切り額は、
20日高値である 8820円を突き抜けたら実施する。
ここはちょうど一目均衡表の雲の上であるので、
損切ると同時に、ここで新規買いを入れるのである。

今回打った手

後場に入ってから、上昇トレンドが続くように見えたが、
動きが鈍っていたので、手は出さなかった。
ここで下手な手を打って買いを入れれば、
急落するような気がしてならなかったからだ。
予定外の手を打つと、たいてい裏目に出る。そしてワナにはまる。

明日は、上昇を続けるか、それとも下落するか?

そんなことは私には分からないので、
とりあえず今日は様子を見る。
下手な手・余計な手は打たないことにする。

次回の目論見

長期トレンドから見ると、今日は上がったものの、
上値を抑えられている感があり、すぐに下落しそうだ。
今日は一目均衡表の雲に押し返されたような動きをしていて、
上昇の勢いがイマイチである。

それでも明日は少し上昇するかもしれない。
そうすると含み損がどんどん膨らむ。
でも 8800円台に行く前に押し戻される可能性があるので、
安易な損切りはしたくない。

明日、30分経過後にも上昇傾向を見せるならば、
150株だけ買いを入れてみようと思う。
目安としては、約8700円で買って、+30〜+50円で売る。

下落に転じたらショートをかけたいところだが、
手持ち資金の半分以上を同じ方向に建てるのは
ナンピンであり、リスクが高いので慎みたいと思う。

<コメント>

・今日は完敗である。コールド負けした。本当は、昨日、寄り付きで買いを入れておくことを思いついたのだが、下手な手を打って天井買いになってはいけないと思って、思いとどまったのである。
・昨日のニューヨーク・ダウは下落していたのに今日ギャップ・アップしたことが誤算だった。

・ところで今日はタイコム証券のシステムトラブルがあったらしく、今の時点(22:40)でまだ復旧していないとのことである。同社のシステム安定性の評判があまり良くないことは承知しているが、ザラ場中は朝一番を除いては、原則として取引には参加しないので、あまり影響はないだろう。

・今年はもうひとつ、米国の証券会社と契約して、シカゴ市場の日経225先物トレーディングに挑戦してみたいと思う。日本の市場と連動して動くので面白そうだ。今日、日本が上昇したのだからシカゴ市場でも当然、最初は同じような値動きをするに違いない。これは確立の上で優位性があるし、取引時間の点でも優位性がある。日本時間の夜から始まるのだから、ザラ場中にデイ・トレーディングができる。今のところ、「Farr Financial」という会社が良さそうだと思う。

 


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