万が一、私の仮説どおりにアダムスキーの情報が正しいものであって、近隣の惑星にすごい文明が存在しているということが事実だとしたら、新しい文明から学ぶチャンスを活かさないともったいないことになります。 一方、アダムスキーの情報はどう考えてもやっぱりインチキだという結論に達したとしても、アダムスキーが伝えた情報そのものの真価を判断しないうちに頭から否定してしまってはもったいないことになります。
私も以前、何人かの人にこのことをしゃべって本を読んでもらったことがありますが、
「金星や火星に人間が住んでいるという情報はやはりどう考えても信じることはできないが、宇宙哲学だけはすばらしい内容だ」
というのが多くの人の一致した見解でした。私自身はあくまでも金星や火星に人間が住んでいるという情報も含めて真実の情報だと本気で思っていますが、証明することはできませんので人に話す時はあくまでも「仮説である」というスタンスを取ります。まちがっても「信じなさい」なんて絶対に言いません。
でも金星や火星に人間が住んでいるのかどうかは、実際に自分が金星や火星に行って自分の目で確かめてみたわけではないので、たとえNASAの発表であっても100%真実だと決めつけるわけにはいきません。昔、天動説が社会の常識だった時代に地動説を唱えても誰も信じられなかったように、この種の問題は次の世紀になって世代交代してからでないと真実は明らかにならないのです。
”未来”という不確定な問題を考える時は、自分はどっちが好きか? どっちが得か? という視点でものを考えてみるのが妥当だと思います。
アダムスキーの説を最初からインチキだと言って頭から否定した人は、後にも先にも何も得るものがないのに対し、アダムスキーの説から宇宙的で新鮮な知識を学んだ人は、その知識を役立てて宇宙的なビジネスで大成功するチャンスに恵まれることになります。
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