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成功の仮説を立ててみる

夢はあるんだけど、無意識的に諦めてしまっている人は多い。

そういう場合はまず試しに、仮説を立ててみることをおすすめする。
仮説を立てる段階では、誰にも遠慮はいらないし、
たとえ実現しなくても恥ずかしい思いをすることはない。

以下に挙げたのは私が自分で勝手に考えている仮設であるが、
これらをもっと具体化して、固有名詞や具体的な数字の入った仮説を
どんどん加えていけば、それがだんだんと行動目標になってきて、
いつのまにか実現してしまうかもしれない。

ここでは「仮説」という言葉を使っているが、実際には「信念」と同義である。

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分は大器晩成である」 という仮説

すでに成功をおさめた人も、そうでない人も、
晩年になってからもっとすごい成功があるのだ
という信念をもっていた方が楽しいし、気が楽である。

実際、人は何歳になっても成功できる可能性はあるのだから、
晩年になってから新しいものごとを始めたってよいのである。

たとえば、定年退職を迎えて第2の人生を、などと考えている人は、
すでに人生経験もあり、いろんなノウハウや人脈を持っているのだから、
若い頃に夢中になっていた趣味やライフワークを新しい気持ちで再開し、
新たな世界を築いていくことも可能なのである。

昔と違って、新しいテクノロジーが加速度的に発展しているのだから、
今まで諦めていたことも、これからは思う存分できるようになるかもしれない。
今まで体力、年齢、財力、機会損失等を理由に諦めていたことも、
再びチャレンジして大成功をおさめることだって可能なはずだ。

IT(情報技術)は、自分の夢をかなえるためにもっと活用したいものである。

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分は天才だ」 という仮説

人は誰しも、少なくとも1つ以上の才能を持って生まれてくる。
それが今の職業と結びついている人は幸せだが、
残念ながらそうでない人もいるかもしれない。

でも今の社会で存在している職業分類はあくまでも
日本という場所、そして20世紀という時代において
便宜上生まれてきたものにすぎない。

自分の才能に気付いている人は、たとえどんな職業に
就いていてもその能力を発揮することができるはずだから、
今ある職業分類を自分の独自の視点で再構築して考えてみれば、
きっとその道の第一人者になれるはずである。

たとえば先天的にピアノ演奏の才能があったことに気づいていても、
べつにプロの演奏家にならなくても、ピアニストを自称することはできる。

ところで、せっかくのネット技術があるのだから、
ネット対戦ゲームのように、見知らぬ離れた人同士で
コンチェルトや室内楽を実況演奏することはできないのだろうか?

すべてをバーチャルな世界だけで完結させるわけにはいかないので、
10回に1回くらいは本物のコンサートホールで演奏すればよいのだ。

とにかく、自分の才能に気付いてそれを発揮できる場を作れば、
あなたも天才的な能力を発揮することができるに違いない。

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分は革命家である」 という仮説

この宇宙の中にはいろいろな文明があり、
いろいろな考え方の人間が住んでいると思うが、
私たちが住んでいる社会はその中のごく一部であり、
絶対的に「正しい世界」というものは存在しない。

時代と場所が変われば社会通念も変わり、
生活リズムも美的感覚も異なってくるのはやむをえない。

自分が求めている環境と自分が住んでいる環境に
ギャップがある場合、軋轢が生じることになる。

そこで、自分自身の気持ちに正直になって、
(もっと楽をしたい、もっと遊びたい 等)、
自分の好きな環境を作っていくことを望んでいきたい。

幸いなことに、新しいテクノロジーがどんどん現れてくるので、
それらを遠慮なく、自分のために活用していくべきである。

「自分の気持ち」の中に新しいヒントがある。
誰もが個人的な革命を起こすことができるのだ。


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