自分の価値を考える

人間は、自分が考えるとおりの人間になる というすばらしい格言がある。

自分は価値があると考えれば、価値のある人間になるし、
自分は価値がないと考えれば、価値のない人間になる。

せっかくのいい機会なので、ぜひ自分の考え方を変えて
自分の価値を見直してみたいと思う。

まずは自分自身のルーツとその価値を考えてみよう。

bd10263.gif (663 バイト)「自分は先祖代々の知恵とパワーをすべて引き継いでいる」

 すごい家柄に生まれた人は別として、普通の人は先祖のことなど
意識することもないし、どういう人物だったかということも知らないと思う。
 私も、知っているのはせいぜい祖母と祖父の段階までで、それ以上に
なると全く情報も遺品が残っていないので、知るよしもない。

 それでも一応血縁関係はあるのだから、何らかのものは引き継いでいる
に違いない。良いことも悪いことも必ず何らかの影響を受けているはずである。

 先祖の中の誰かがひょっとして、「子孫のために」とか「〜〜家のために」
と思って何かを作ったり祈ったりしてくれていたかもしれない。

 というわけで、次のようなことも言える。

---> 「自分は今生で学んだ知恵とパワーをすべて子孫代々に引き継ぐ」

 歴史に出てくるような権力の象徴としての家系はもはや不要になったが、
歴史や伝統を受け継ぐための家系はこれからも発展していくべきである。

 子孫の人たちが自分のルーツを知る上でプラスになるようなことを
これから少しずつでも、ぜひ残していきたいものだと思う。

 あなたもぜひ、子孫のために何かの功績を作って残してみよう!

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分は過去生で学んだ知恵とパワーをすべて引き継いでいる」

 これは、人間の命は永遠で、無限に転生を繰り返す
(つまり記憶された情報のみが永続する)という
私の仮説を前提にしている。

 実際には過去生の出来事など全く思い出すことができないが、
潜在意識のレベルではなんらかの記憶が引き継がれているはずである。

 生まれながらにすごい才能を発揮する天才少年などは、
過去生で修得したものがうまく引き継がれているケースである。
たとえば、誰にも教わらないのにピアノがスラスラ弾けたら、
直前の過去生がピアニストだった可能性がある。
初めて来た場所なのに、以前来たことがあると感じる「デジャ・ブー現象」も
過去生での記憶の引継ぎによるケースが多いと思う。

 人間は、最低でも一つくらいは何らかの才能(あるいは適性)があるはずなので、
自分の才能と適性を発見し、それを伸ばすことは重要なことである。
それを見つけ出すことができた人は「天職に就く」ことができる。
もしも過去生から情報が引き継がれていると、学ぶ時の上達が早く、
他の人よりも著しく成長するに違いない。

 私は子供の頃から、たくさんの人の親切や奉仕に授かり、
恩返しとして、たくさんの人に奉仕しなければならないと考えている。

 次に生まれ変わったら今まで学んだことを絶対に引き継ぐのだという
信念を持つことが必要だ。これがうまくコントロールできる人は、
永遠の命を得たのと同じことになる。自分が今行なっていることが未来につながり、
そのまま自分の次回以降の来生(次の人生)にも影響を及ぼすのである。

---> 「自分は今生で学んだ知恵とパワーをすべて次の人生に引き継ぐ」

 この信念をもっていれば、次の人生をコントロールできるかもしれない。
(どこで、どんな人に生まれて、どんな才能を発揮するか 等)

 少なくともこのように考えた方が、もっと気楽に物事に取り組めると思う。
夢をあきらめる必要も、悲観的になる必要もなくなり、
もっと長期的なスケールで人生をプラニングすることもできるだろう。

 あなたもぜひ、自分の未来について希望と責任を持つようにしよう!

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分はこれまでに会ったすべての人から知恵を授かり、
      これから会う人すべてに何らかの影響を与える  」

 赤ん坊の時から今までの間に、いろんな人から教えられたり影響されたり
してきたが、それ以外にも、テレビや本などのメディアを通して、いろんな人から
さらに影響を受けてきた。

 ところで、インターネットが普及してから、ホームページを見たり、
自分のホームページを見てもらったりすることで、見知らぬ人との間で
影響を受けたり与えたりする機会が増えた。

 他人のホームページを見て、そこに自分自身の考えを発見する。

 

bd10263.gif (663 バイト)「自分は将来の自分に影響を与える」

私からの一つの提案。

自分のためのホームページを作ってみませんか?

既に作っている人もいるかもしれないけど、

バックナンバーを大切に扱おう。

それはきっと、将来の自分に影響を与えるはずだ。


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